湖底より愛とかこめて

ときおり転がります

鷲獅子たちの彩色①―色で読むFE風花雪月

本稿では、『ファイアーエムブレム 風花雪月』の各勢力およびキャラクターイメージカラー、色遣いの意味について読み解いていきます。

以下、テーマ性に関わるまあまあなネタバレを含みます。

 

 

 キャラクターの髪とか服とか、各地域の意匠デザインに使われているイメージカラーが、ヨーロッパ古来からの色彩文化に沿ってデザインされてるよ~という話をドラクエ11でもしていたのですが、『風花雪月』でもかなりそのへんが意識されたデザインでキマっているので、今日はそのあたりの話をサクッとしようかと。

(※のちに照二朗はこの「サクッと」という発言を後悔することとなる)

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直近では大河ドラマ『麒麟がくる』の衣装デザインがたいそうカラフルであることが話題になりました。あれは目に楽しいだけではなく、東洋伝統の思想「五行思想」を表現するわかりやすい表示デザインとして作っていると演出側からも発表されています。

まだ企画の段階で、資料を読んだり、神社仏閣や由緒ある庭を見ていくなかで、当時の武士たちは風水の要素を取り入れていたことを再認識しました。
その中に「五行相剋」というのがあり、それは木(青)、水(黒)、火(赤)、金(白)、土(黄)の五つの要素が、お互いに影響し合っているというものです。たとえば、木(青)は土(黄)を倒し、金(白)は木(青)を倒すなど…。
明智家の家紋は水色桔梗です。光秀が青(水色)なら、信長は黄色、藤吉郎は白といった具合にキャラクターを色分けし、衣装の裏テーマとして「五行相剋」を取り入れました。

 

演出家だからこそ、語れることがある。 | 『麒麟がくる』

そんなかんじで『麒麟がくる』の登場人物は配役と衣装を見ているだけで「ほ~~ん」とテーマ性の情報が増えてより楽しめます。で、『風花雪月』などの西洋風ファンタジーがモデルとしている中近世ヨーロッパ文化では、日本よりずーっと「色」の意味表示パワー、歴史的伝統的なイメージが重視されているのですよね。

色で読む中世ヨーロッパ (講談社選書メチエ)

色で読む中世ヨーロッパ (講談社選書メチエ)

  • 作者:徳井 淑子
  • 発売日: 2006/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

知識がなくてもデザインを楽しむことはぜ~んぜんできるのですが、我々が無意識に持っている感性もこれまでの文化の中で学習してきたものだったりする(たとえば、真っ赤はメインヒーローの色であるとか)し、最近の日本ではデザインする側の人たちがそういう文脈を利用してわかりやすいようにデザインしてくれてたりもするので、読みのヒントが増えると楽しいんじゃないかなーというくらいの話だとおもってください。

 現代日本の色に対するイメージは、ヨーロッパの色彩文化や五行思想、戦隊モノ、そしてもちろんヒトという生き物としての感性などに影響を受けています。

 

 

帝国―エーデルガルトの赤

 という色は単色では最も人間の脳に対して刺激的で、目立つとともに恐怖や不安をかきたてるような「強すぎる」色です。

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ヨーロッパ古来の色彩の意味的には、赤は衣装の布色として「最も高貴な色」とみなされてきました。赤の中でも、ドロテアの茶がかったりピンクがかったりしている赤でなくエーデルガルトだけが身に着けている(あとはローレンツの薔薇飾りくらい)ようなあの輝く赤っていう色が、衣装色として最も激烈に高貴です。

輝く赤はローマ帝国の皇帝をあらわす色として使われました。「輝く赤に金の鷲」が古代ローマ帝国の皇帝の旗であり、古代ローマ帝国と神聖ローマ帝国を合わせたようなモデルのアドラステア帝国の標章がまさにそんなかんじなのは見てのとおりです。ドラゴンクエスト11のデルカダールもですが、「赤いマントの王様」「鷲」「強国」というのはそれだけでなるほどー!と情報量が増えるコンボなのですね。

たとえばドラクエ11だとこの「輝く赤」はベロニカやデルカダール王、ウルノーガ、ホメロスの装飾に特徴的に見られた色です。「気高さ、苛烈さ、権力を含む圧倒的な強さ」の色といえます。「強さ」の色なので悪役ポジションであるエーデルガルトにも、正義の戦隊モノのメインヒーローにも似合う色なのです。

 

赤の意味―炎と流血

 なぜ赤は「気高さ、苛烈さ、圧倒的な強さ」の色なのでしょうか? それは、ひとつには日本人にも理解しやすい、「火」の色だからです。ヨーロッパ四大元素でも赤は一番わかりやすく火属性をあらわし、東洋の五行思想でも同じです。赤が炎の象徴色だということはいろんな文化にめちゃくちゃ共通しています。そのくらい「人類」全体に強い印象です。炎の赤は人間が獣に優越する知識や技術、上昇志向の象徴であり、また過去を焼き払うことによって清算する清めの力でもあります。それが紅花ルートのテーマにもなっています。

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また、もうひとつには、これは日本人にはエッとおもわれることなのですが、「血」の色だからです。日本の貴族や高貴な位にのぼった人たちは「ケガレ思想」によって血と死を避けるようになっていきましたが、ヨーロッパ文化において王侯貴族とは領民に代わって戦い血を流す覚悟と力をもった者のことであり、「貴族」に対する考え方がいろいろと対照的なフェルディナントとローレンツもこのあたりに関しては意見が共通しています。

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ケンカを両成敗するために突撃していくカスパルをフェルディナントが「貴族の鑑」と評価するように、ヨーロッパにおいては血の赤はケガレではなく、貴族や王者ならではの地位と名誉と活力、誇り高さを表すのです。だから赤は護符になる色でもあり(これは日本でも同じですね)、「エーデルガルト(高貴なる護り)」という名前も彷彿とさせます。すげー赤い名前の女。

『輪るピングドラム』の印象的な視覚表現の中でも「愛する者を守ろうとする死」「炎に焼かれる命の気高さ」の象徴として赤色は多用されています。

輪るピングドラム 下

輪るピングドラム 下

 

  また、「炎」「流血」どちらにも関係のある「赤」の性質としては、「夕焼け」の色だということも重要です。これは文化の東西以前に、人類の遺伝子に刻まれたものです。

どういうことかっていうと。

ヒトの脳は鮮やかな赤色を最も刺激的と感じますけど、ヒト以外に赤色を認識してる動物もそうなのか?っていうと別にそうじゃなかったりするんですよ。これはヒトが日中に活動し夜には巣にこもって安全をはかる、という昼行性でおうちに帰るライフスタイルをとったことで、夕焼けを見たら「ヤベッ! 帰らなきゃ!」と強く思わないと暗くなって野生動物に襲われて死んでたから鮮やかな赤の輝きを刺激と感じる特性が刻まれてきたということです。

つまり赤色はヤバいタイムリミットを我々に伝えてくる色でもあり、帝国の強烈な力とともに斜陽感、闇に蠢くものたちに中枢まで侵食されている危険なバランスを暗示してもいます。FEの伝統的には敵ユニットのドットは赤っぽい装備で表されてきましたが、これも危険の色としてでしょう。そういった意味でも敵ポジの帝国が全体に赤っぽい(ヒューベルトとリンハルト以外は5年後の衣装も含めるとみんな赤系の色が目立つ)のは伝統をふまえています。

 

帝国キャラのカラー

 FEシリーズは伝統的に髪や目の色をかなり好き勝手なことにしていい、人類の持ってる色素とか関係ねーぜ!というスタンスをとっています。なぜならドット絵のユニットを見分けるとき髪の色がハデに違わないとよくわかんないからです。髪色と服の色ってかなり大きな面積で目に入ってくる情報ですし、その自由度が高いFEは色でけっこう印象が左右されますよね。

エーデルガルト

 髪は、瞳は、服のメインカラーは上記のとおり輝く赤です。この「赤・紫・白」の3カラーコンボと金の装飾は実はメチャクチャにローマ帝国皇帝、高貴オブ高貴をあらわす組み合わせです。エーデルガルトの場合白いのは布ではなく髪の毛だし悲しい事情の結果そうなってしまったのですが、けがれなき純白というのは卑しい者には手に入れられない色だからです。

見てみいこの向かって右の人のコンボを。

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そしてエーデルガルトの面積の大きいカラー「赤と白」というのはセイロス騎士団の色組み合わせでもあって、聖セイロスの紋章の対応するタロット「女教皇」のイメージカラーそのものです。女教皇は「人間離れして清らか」「処女」である点で純白です。エーデルガルトやリシテアの真っ白な髪は現実離れした特異な印象を与えます。同時に、↓記事でも書いたのですが女教皇は「母と娘」「出産」をあらわす点では流血の赤なのです。

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セイロスとエーデルガルトは物理的に子供を出産してませんが、呪いを継承し新しい世を産むために覚悟し、命がけで苦しみ、大量の血を流す者です。流れる血の色、強い炎の色、夕焼けの色は彼女がせざるを得なかった決断を目に痛いほど表示する色です。

 

ヒューベルト

 なんとわかりやすく黒。瞳の色は薄く、金色めいた明るい黄~緑色です。

肌の彩度も低く、全体としてモノクロに近い色使いになっています。きわめて輝いていて色温度の高いエーデルガルトの強い光の作る濃い影であることが露骨で、黒い影に目だけが光っているというデザインです。

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また、「ヒューベルト」という名の語源には北欧神話の「思考(フギン)」という名の主神オーディンに情報を運ぶワタリガラスが関わり、ヒューベルトの真っ黒な装いはエーデルガルトという王者の目となり耳となるカラスであることを連想させます。

 

フェルディナント

 髪と瞳の色は明るい橙色、服には主にエーデルガルトよりは暗い黒に近い紺が使われます。

橙色も赤と合わせると炎をあらわす明確な暖色であり、エーデルガルト(皇家)を扶助しより輝かせる性質を示します。橙色は真っ赤よりも屈託のない、明快で朗らかで元気はつらつとしたいわゆる「ビタミンカラー」です。

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5年後の衣装はエーデルガルトと並べると非常に揃った色遣いになっており、明るすぎない赤が彼の貴族らしい戦いの気高さと、これもまたエーデルガルトを横で支え助ける「主役ではない」絶妙なラインの華麗さを実現しています。

 

リンハルト

 髪も服も深い緑色で、瞳は暗めの青灰色。そんな色して耳隠してると眷属かと間違われるぞ。緑色は生命や癒しを意味する色で回復職の彼の落ち着いた見た目に合いますし、ただ落ち着いているだけではなく、白くなめらかな頬とあいまって暗い青灰色の大きな黒目はガラス玉のはまったお人形さんの目(別の言い方をすると死んだ魚の目)のような変人の印象を与えます。

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ドラクエ11キャラの配色の記事でも述べたのですが、(ベロニカとセーニャ)は補色の関係にあり、キャラクターの対の性質をあらわすことがあります。帝国のキャラで最もエーデルガルトに反発的な性質のキャラクターは確かにリンハルトかもしれんな……ということです。

その証拠にリンハルトはエーデルガルトの赤である「血」を見るのを嫌い、「タイムリミット」や「決断」を嫌うモラトリアムの化身です。

 

カスパル

 目立って鮮やかな明るい水色の髪と目をしています。服装はシンプルに制服を動きやすく着たぜ!鎧だぜ!という感じで色主張なし。じゃっかん赤銅色の入った鎧なのでFEの敵国っぽい統一感はあります。

カスパルの髪と目の色のような明るいブルーからディミトリの濃いブルーあたりまでのあいだの、晴れた空に近い青というのは人間を活動的で明朗な気持ちにさせます。これも、昼行性で夜までにはおうちに帰る人間にとって夕焼けの鮮やかな赤が危険信号の意味に感じられるように、晴れた空の青が「さあ!活動しましょう!」という信号になっているからです。ちょっと「青」っていう色味は違いますけどまさしく赤信号と青信号というわけですね。『風花雪月』のインターフェースでも、「味方は青で敵は赤」の伝統以上に好きな料理や得意技能は青、その逆は赤で表示されます。

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また、同じように活動的で朗らかな気持ちにさせるフェルディナントの橙色とカスパルの水色はこれまた補色の関係にあり、ふたりが帝国キャラの「正義」の両皿であることが視覚的にも強く対比されてみえます。赤と緑の補色関係の毒々しい相容れなさと違って橙色と水色は「晴れた空にオレンジ色の紙飛行機を飛ばす(最遊記)と一番映えて見える」ようなあっけらかんとした明るさです。

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ベルナデッタ

 紫色の髪、灰色の瞳、5年後の服の布は髪よりあずき色寄りの紫です。

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紫色は非常に多義的な色です。生命力の赤、静的な青という正反対の意味の色を混ぜてできる色だからです。かつ、とても貴重な染料で染められる色なので、エーデルガルトの項で述べたように高貴さをあらわす色でもあります。だけど、「神秘」を通り越して「なんかよくわかんなくて怪しい」みたいな色でもあります。

ベルナデッタにおいてはまずモッサい髪形の髪色として暗めの紫が出てくるのは、「暗い」「あまり人前に出てこない」を表すのにふさわしい表現です。またベルナデッタの「多趣味」や「混乱」というごちゃごちゃ系の性質も混色である紫と合います。

ベルナデッタのもつ聖インデッハの紋章が対応するタロット「節制」は紫色と同じく「多種類のものの混在」をあらわし、また、節制のカードの重要な要素である「水」(眷属インデッハは「水竜」です)の五行思想でのカラーは黒のほかに紫色です。

 

ドロテア

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 赤がかった濃茶の髪、の目。髪と同系色を明るくした紅色のドレスを着ています。

彼女は戦いを嫌う平民なので「貴族の輝く赤」ではありません。髪の色はくすんで暗く、ドレスの色は血の赤ではなく、紅梅のようなピンクみの赤です。

また、波うつ濃い色の髪に緑の目というのも意味のあるコンボで、これは誘惑的でしばしば悪魔的な魅力の危険人物をあらわします。実在する髪と目の特徴のフィクション上の意味を語るのって差別につながるのでそういうの気をつけなくちゃいけないんですけど、昔から赤や黒っぽい色のウェービーな髪で緑目の女性はしばしばふしだら感を匂わされて物語に登場しました。男性の赤毛の印象についても、あっちにちょうどいいやつがいるんで、またあとで。

ドロテアは赤毛というほどでは決してありませんが、赤毛緑目は強い魔力をもつというのも古来から今までヨーロッパでよく信じられている設定ですね。

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ペトラ

 すべて赤紫の、髪と服装と刺青。瞳はじゃっかん茶色に近いでしょうか。装飾品には黄緑色と鮮やかな橙色も多く使われています。『風花雪月』のフォドラでは濃い肌の色は異民族の記号のようにはたらいています。フォドラ、紫外線から守られてるのか。

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赤紫は装飾のビビッドな黄緑やオレンジと合わせると南国の花やルビーを連想させるエキゾチックな色でありながら、赤と紫なので強く高貴な印象も残します。いずれ王者となる者としてエーデルガルトと並び立ち、付き従うだけではない色彩です。汎用職業コスチュームのピンク色なんとかならんかったんか……?

 

王国―ディミトリの青

  色は地位に変遷のある色で、その変遷もまたファーガス神聖王国のなりたちに合致していていいかんじです。

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まずは色のもつ意味合いですけど、青は絵画の中では聖母マリアなどの神聖で清らかな人物(聖人)の衣の色としてよく描かれます。赤の中でもエーデルガルトの「輝く赤」が最も高貴な色であったように、青の中でもこれまたディミトリの制服のマントのような「輝く青」がそういった聖性と結びつけられた特別な青です。ロイヤルブルーというやつもそれで、ルネサンス以降貴人の衣には輝く青が増えていきます。

しかし「輝く青」が登場するルネサンス以前は青はあまりポジティブな意味でない色でした。古代ローマ帝国時代、赤が高貴なるローマ皇帝とローマ貴族たちの使う色だったのに対し、青はゲルマン民族―ローマ中央から見たら、戦いしか知らぬ卑しい蛮族たち―の多用する色だったのです。そもそもそのころ「青」い布の色合いも「輝く青」や鮮やかな晴天の青色は表せず、なんかすごい色落ちしたジーンズみたいな色だったわけで、なんかくすんでるし顔色悪いみたいな色だな……蛮族の戦士はボロ布を着とるわ……とずっと思われていました。『風花雪月』のファーガスはもともとフォドラ北東部の部族社会だったわけで、青は帝国を中心とした歴史的経緯に合っています。

聖母マリア様のような慎ましい神聖さと、蛮族という相反する歴史的文脈をもった青という色は、怪物的な力を優しさと道徳の檻に飼うディミトリの二面性にもよく似合っているといえるでしょう。

 さらに、赤が血色のよさや鮮やかな花の色などの現実的なパワーを表しているのに対し、青は行儀はよくても不健康っぽい色であり、また「ブルーローズ」という言葉のあらわすとおり「不可能」「まだみぬ奇跡」「夢」をあらわす色でもあります。

 「いまはまだ現実的ではない理想に向かって『それでも』の手を伸ばす」という青獅子ルートのテーマは鮮やかすぎるディミトリのマントの色にもあらわれています。いや~色ってすげーな

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青の意味―戦士と敬虔

 青のネガティブ印象、つまり「不健康」と「蛮族」ですが……蛮族、つまり貴族の責任だから戦うのではない、ある意味純粋なる戦士らしい戦士の色とみなされた歴史はすでにみてきました。ファーガス領主は帝国と比べると「特権的貴族」というより「土地を守る戦士」、日本の歴史でいう平安~鎌倉武士のようなかんじなので、「戦士である騎士」の色は「貴族の赤」っぽくはないのです。同じように馬に乗っていってもファーガスの騎士キャラクターとフェルディナントやローレンツとではそういう違いがあります。

さらに(青というよりオレンジと緑色のアネット以外)現実を生きる図太いバイタリティにイマイチ欠ける、青系の色つまり「寒色」ってやつのもつ「不健康」の印象は、「静脈」の青ざめた色であること、食欲を減退させる(食物っぽくない)色であること、というガチで身体的な理由からきています。青いカレー、うえーん。ファーガスは土地が貧しくメシマズの国でもあり、青色がさらに「武士は食わねど高楊枝」ぶりを加速させます。理想を抱いて溺死ならぬ、理想を食って餓死。つらすぎる。

期間限定 ネモフィラカレー

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 一方、ポジティブ印象である「聖人」「敬虔」は、「輝く青」の使用によって青がキリスト教化されたときから付きだしたイメージです。

キリスト教化ってなに?

述べた通りもともとは色落ちしたジーンズみたいで貴い人の衣服には使わない蛮族カラーだった「ゲルマン青」ですが、そもそも鮮やかな青を染めるのはたいへん難しいことだからそうなってたんですよね。日本にも藍染めはありますが深くてしかも明るい青を表現したものは価値が高いです。ていうか自然界に空や海以外で青いモノ自体が珍しく、輝く青はそういう意味では赤や紫にもまさる貴重な色ともいえるんですね。貴重っていうか、ない色が青なんだから。これが「不可能」「夢」の意味をもつ理由ですよね。

↓藍染めだってこういう色ですから、せいぜいドゥドゥーのマフラーくらいの緑寄りにくすんだ色なんですよ。

日本の藍 ジャパン・ブルー Japan Blue (紫紅社文庫)

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  • 作者:吉岡 幸雄
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「なかった」輝く青が人間の視界に出現したのが、さっきもちょっと言いましたがルネサンスの絵画の中です。ルネサンスっていうか正確にはもうちょっと前くらいから、十字軍がイスラム世界から持ち帰ってきた輝く青の宝石、ラピスラズリを、「なんと貴重な、見たこともない美しい青色だ! こんな貴重ですばらしい色はマリア様の美しい衣に塗るしかねえ~!」と粉砕して顔料絵具にしたのです。

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(ボッティチェリ『聖母子』)

この美しく輝く青き衣をまとう聖母マリア表現は聖書にそう書いてあったんか?というレベルでバカ流行り、西洋画で青のベールやガウンを着てる女性いたら十中八九マリア様という読解常識になりました(風の谷の「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」さんとかもこういった「聖女」印象を与えるカラーといえるでしょう)。それからマリア様のような貴いブルーの布で服を仕立てたい!と望む王侯貴族も増えましたが、ラピスラズリは顔料絵具にはなるけど布の染料にはならないのでけっこうたいへんなことでした。

青のイメージはフィクションの絵によってキリスト教化・聖化され、そして青い色はフィクションの中の夢の色から現実に飛び出していったのです。絵画の中では鮮やかな青の衣の王侯貴族はよく見かけますが、たぶん現実的には化学染料が開発されるまでそこまでキラッキラの青い布は染められなかったはずで、そこには「現実ではない理想の美と聖性」としての輝く青があります。

青の歴史

青の歴史

 

 そして実はこの「キリスト教化・聖化された」「フィクションから出た理想の美」という青の性質、騎士道というものの性質とみごとに共通しているのです。

ドラゴンクエストシリーズでは騎士たちに制服的なものがあればほとんど輝く青であらわされています。これは、下の人も言ってますし『風花雪月』のガルグ=マク士官学校の存在自体が物語ってることなんですが「騎士の養成や運用」と「修道会」には切っても切れない関係がある、というところからきている表現とおもわれます。

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この生え際がM字の人は「聖堂騎士」と呼ばれる修道院の騎士、というか修道士にして騎士という身分の人で、そういうセイロス騎士団のような騎士修道会というものはドラクエだけじゃなくて現実の中世に多く存在しました。修道会に属していなくても基本的に騎士はキリスト教を守護する者であるという栄誉と規律を与えられ、その規律が「騎士道」を形成していきました。騎士に叙されたものは神聖で敬虔な神の戦士である、という規範が「騎士と青」のイメージを結び付けているのです。

しかし、しばしば言われるように現実の中世では「美しい騎士道」はまともに守られたもんじゃなく、むしろメチャクチャな蛮族たちの力をコントロールして利用するために、教会が名誉というエサで釣ってなんとかかんとか騎士の規律という首輪をつけたといったほうが正しいのでした。これが『風花雪月』でいうと、もともとセイロス教の秩序の敵(ネメシス連合)であったフォドラ北東部の部族たちを御するために、セイロス聖教会が「セイロス教を国教とし、布教に全面協力するように」という条件でファーガスの独立をとりもった歴史にあたります。その結果お行儀よく心優しく育った蛮族こそがディミトリであり、不自然な理想の存在である「騎士」というものなのです。

 

 また、東洋的には『麒麟がくる』の話でも出たように光秀の水色、というか鮮やかなの色は五行だと木属性をあらわし、木属性は人物像の感じとしては「若き好漢」「勢いのある戦士」をあらわします。これは王国の(メルセデスが微妙なの以外)全員に青~青緑がみられることにも対応していますね。カスパルの髪と目の色などもこの印象です。

 

王国キャラのカラー

 さきほど言ったとおり青獅子の学級のキャラのデザインにはほぼすべて青~青緑が仕込まれており、全体にフレッシュで、真面目で、戦士らしい、王道ストーリーの若者たちが色を通しても表現されています。よく「青獅子ルートは従来的な王道FEがベースになっているから、伝統的にFEでプレイヤー側の色である青があてられている」と言われているのを聞きますが、そもそも青色自体がそういう王道青少年の色なのですね(「青」年っていうし)。

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王国出身のキャラはほぼ現実に存在する範囲の髪と目の色をしており、さらにその特徴はカトリーヌとか以外北方ヨーロッパっぽい白人の色合わせで、ファーガスって北方なんだな~、ハジケてないんだな~という印象を与えます。逆にハジケてまくってるのが同盟。なので薄い髪と目の色には色の意味というより「北方白人らしい」「ハジケてない」という印象がついてきます。

ディミトリ

 明るい金の髪、薄めのスカイブルーの目。鎧はでマントは輝く青、装飾のたぐいは白銀です。イングリットにも共通する、おおむね直毛の金髪と碧眼は今言った通り北方白人らしさと真面目でハジケてなさを伝えてきますが、ディミトリが王家の子であることをあわせると、なんか人種主義みたいなよくない話になりますけど、「正統なる王の血統」のようなものも連想されます。「金の髪のフィン・マックール」などが示すように、物語の中ではまっすぐな金の髪はそれだけで神に近しい真実と美と才知をあらわすのです。

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ディミトリの輝く青は聖なる色、彼の遠い理想の色であるとともに、鮮やかすぎて毒々しくさえあります。青獅子の他のキャラたちの現実的な青緑やインディゴ・ブルーの中で際立ちまくるメチャメチャなブルー。こんな色ありえなくない? もはや怖い。

浮き上がるような輝く青は、ディミトリがあの王子様然とした体の片手で敵の首をプチッと折ってしまう、バグめいた怪物が不自然なTPOに生まれてしまった違和感のようなものを匂わせています。彼はその怪物ぶりだけでなく、あまりにも現代的な倫理や道徳観、フォドラの常識を呑み込めないほどに優しい心をもっており、それもまた、フォドラの中では逆に人外的な異様な美しさを放ちます。真っ青な薔薇がそうであるように。

黒と白銀はストイックさの色であり、怪物を閉じ込める抑制的な黒い鎧に、(ときにダサいと言われる)右胸に異形が青い血を流しているかのような青い傷。この青の見せ方は明るい光の色合いと禍々しいまでの凄みを併せ持ったキャラクターデザインを得意とする倉花千夏先生の面目躍如ともいえます。

 

ドゥドゥー

 フォドラにおける異民族の記号めいた濃い色の肌い髪、灰がかった青緑の瞳。鎧は白銀に近い鉄色で、装飾や布部分はくすんだ青ねず色です。

フェリクスの個人カラーでもあるのですが、ドゥドゥーに多用されている紺から青ねず、二人のこの色はゲルマン青的な戦士の色であるだけでなく、エーデルガルトの輝く赤に対するフェルディナントの少し暗い赤のように王国の中でも特にディミトリの輝く青を扶助する色合いといえます。

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ドゥドゥー(とアッシュ)は色合いが全体にグレースケールに近く、特にドゥドゥーは肌が松崎しげる色っていうかつまりブルベ褐色で血色感にも表情にも欠けています。なので、モノクロのヒューベルトと同じように目が目立つ。もろもろのことに心を閉ざして無表情にしているドゥドゥーの彩度の低い印象の容貌の中で、目だけが落ち着いた翠色で際立って見えるでしょう。緑は植物や生命、感情が芽生え豊かにうつろう色です。恐ろしいくまさんの目がやさしかった、というふうに我々はそれに気付くのです。

 

フェリクス

 紺がかった黒っぽい髪、赤茶色の瞳。服には青緑くすんだ青ねず色が使われ、全体に白っぽい色のまとまりです。長髪で一匹狼の剣士(いわゆるナバール)には重くて締まった濃い色が使われることもあれば白っぽい色が使われることもありますが、いずれにせよ「素早さ」「技の冴え」がナバールタイプの信条です。毛皮のモコモコと鎧のガチガチに覆われて重々しくなりがちな王国の戦士キャラたち、特に騎士らしい鎧に身を包んだ幼馴染たちの中では一人だけそれを拒否するような金属部分のほぼない明るい色の軽い布革服で「縛られない」「身ひとつ」ぶりが目立っています。同じような布革服のアッシュの色味と比べても軽快、しかし優美な気品もあるデザインで絶妙です。

フェリクスの個人カラー、ドゥドゥーにも多用されているくすんだ青ねずは戦士の色であるだけでなくディミトリの輝く青をサポートするサブ・カラーだとさきほども述べました。フェリクスの色合いにはそのベースをふまえたうえで目立つデザインとして、目の色が暖色系にセットされています。父ロドリグにもない相反する色の組み合わせでけっこう目立ちます! おまえ、寒色一本の男ではなかったのか!? て。

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これはフェリクスの役割が青獅子の騎士道精神の中での異端、ディミトリに終始対立的な立場であることも暗示します。エーデルガルトの赤に対するリンハルトの緑のようなものです。論理的で合理的、過去の因習の無駄や美化を嫌うフェリクスはともすると帝国向きの人間のように見えますが、一方で彼は自分でも無意識のままディミトリや愛する身内たちを守るために生きています。論理、葛藤するふたつのものを両方携えるのがフェリクスという人間の性質です(これはフラルダリウスの紋章に対応する「皇帝」アルカナの性質でもあります)。

 

アッシュ

 名のとおりの薄いアッシュグレーの髪、ほのかに黄緑の瞳、服はのフードにくすんだ空色

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アッシュは平民らしく、そしてハウス世界名作劇場のヒロインらしく灰をかぶったような地味な髪と目の色をして、清潔感はありますがあくまでくすんだ色の服を着ています。輝く赤や輝く青以外でも、基本パッと明るく鮮やかな色というのは王侯貴族やリッチピーポーだけの特権でした。

中世には庶民でも案外服をカラフルに染めていましたが、発色のいい染料は高価ですし、なによりパリッとした明るい色を「保つ」ってことが庶民には難しい。洗濯はすれども汚れるし、「なんかくすんできたから新しいやつ仕立てるかー」ということができない。だからくすんだ渋い色の衣服はそのまま庶民であることを表します。加えてアッシュの財力では騎士として重要な高価な金属鎧をこさえることもできない。

しかし、くすんでいても彼の服の布の空色は精一杯の騎士の誠実の色です。カスパルの項でも述べましたが、人間を活動的にさせる晴れた昼間の空の色、希望を信じて飛び出せ青春の色です。

 

シルヴァン

 明るい赤の髪、薄めの茶色の瞳。鎧は黒っぽく締まった鉄色で、布部分には暗い赤暗い青緑が使われています。

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赤毛の男について後で話するよのターンがやってきました。ドロテアの髪は濃い茶髪の範疇ですが、シルヴァンのような明るい赤毛はかなり偏見を受けてきた色です。だから『赤毛のアン』では赤毛そのものが「そばかす」や「鼻ペチャ」にまさる好ましくない身体的特徴としてコンプレックスの対象になっています。これにはキリスト教の歴史が関係してるんですけど、なんやかんやありましてキリスト教は最初の殺人者カイン裏切りの13番目の使徒ユダみたいな悪者っぽいのを赤毛に描いてきたんですね。それによってヨーロッパ社会では長い間赤毛は悪魔や裏切り者や魔女の髪色として忌み嫌われました。

いうてもFEの伝統には「赤い騎士と緑の騎士」があり、今までの「赤いほう」にそういう偏見的な個性はつけられておらず、むしろ赤がメインヒーロー的で緑はそれを補うような感じであることが多かったです。しかし、「破裂の槍」をめぐる一連の禍々しい事件や、ゴーティエの紋章がユダをあらわす13番目の「死神」アルカナに対応することをみるに、今回の「赤毛」はどうやら……。

また、華美にオシャレな目立つ赤毛と軽薄そうなうすら笑いに囲まれた目は、(フェリクスの目が冷たい寒色の中で赤っぽく目立っていたのとは逆に)非常に落ち着いた色味の薄茶色です。目をよく見ると隠された突然の思慮深さにヒヤッ……となる設計。

 

メルセデス

 アイボリーに近いような薄い亜麻色の髪、勿忘草のような紫がかった青の瞳、瞳と同系色のアクセサリー、服はアイボリーく透けるベールをつけています。

わかる? このブログで使える色の都合もあるとはいえほどんど色らしい色をつけられない感じ、メルセデスのカラーリングは白・黒・ベージュ系色、現代のファッションでいうベーシックなカラーは、中世にはなかった概念ですが敬虔で禁欲的なプロテスタント信徒の服装の色であり、したがって現代のスーツなどにつながるフォーマルで落ち着いた上品・上質な印象を与えます。

二次創作で現代服に描かれたメルセデスです。佳い女カラーなんだなあ。

また、アイボリー(象牙)という言葉が示す通り白黒ベージュ系色はなまなましく生きていない、したがって不変・永遠のものをあらわします。イワナガヒメみたいなものですね。花のような血を流し這いずって生きる真っ赤なエーデルガルトと運命に殴りかからず受け流す白黒ベージュのメルセデスはそういった意味で正反対の女といえます。「死んでるので永遠」はまた、メルセデスのもつラミーヌの紋章に対応する「審判」アルカナの意味でもあります。

 メルセデスがチームカラーの「青」をつけているのは学生時代のショールの縁取り(あとソックス)です。この縁取りの色は輝く青を濃くしたような紺色で、「青」と「ゆったりした羽織り物」は聖母マリアの記号を思い起こさせます。「メルセデス」という名自体、「慈悲深き聖母マリア」をあらわす言葉でもあります。メルセデスのデザインは宗教色というか信仰味が強いです。

 

アネット

 橙色に近い茶の髪、青灰色の瞳。服は白いベースに、髪と瞳の色の彩度と濃度を少し上げた感じの橙色青緑の装飾がついています。

アネットの色合いはシルヴァンの色使いの黒っぽい部分を白っぽくした感じです。ディミトリやシルヴァンの胴体部分の黒っぽい鎧は筋肉質・禁欲的にギュッと締まった印象を与える「収縮色」であるのに対し、アネットの胴体の白い布のやわらかい曲線は女性的に豊かでやわらかな印象を与える「膨張色」です。これはファッション的にも常識ですね。5年後のアネットを見てヒョエーッめちゃくちゃ女性らしくなっとる!とドキドキした人も多いことでしょう。当方はした。

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またフェリクスと青緑系・暖色系の割合を逆にした感じの色合いでもあります。フェリクスとアネットは紋章の性質的に「男性原理-父性」と「女性原理-母性」に対応する対の男女です。

 

イングリット

 ディミトリと同じような直毛の明るい金髪緑色の瞳。服装の布部分は白緑青緑で毛皮部分は黄っぽい色、金属部分は白銀寄りの鉄色です。

さきほども述べましたが金髪碧眼は北方白人の象徴であり、諸事情のすえの彼女のダスカー人差別的な描写を目立たせます。 また、「長いまっすぐな金の髪」は輝く才知、神に愛されたとくべつ高貴な美しさをあらわすので、学生時代の彼女の長い金の三つ編みが輝かしければ輝かしいほどに、「ガラテア家の光」と父に呼ばれ一族郎党から重い婚活の期待をかけられている苦しみも伝わってくるというわけです。5年後にその美しい金髪をバッサリと切ってしまったイングリットにショックを受けるプレイヤーも多いですが、あれは彼女が神や運命に祝福された「およめさん」の美しさとあえて決別し、あてもなく騎士の道へ走り出したことを表せています。

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イングリットはシルヴァンと対をなす「赤い騎士と緑の騎士」の緑のほうにあたります(エンディングの二つ名も「"至情"の騎士」「"清廉"の騎士」と対応しています)。イングリットの青緑はヨーロッパ的には緑というより混色のくすんだ青に属し、戦士の色です。東洋の五行思想では青緑は「木」属性の勢いある若武者を、服の白に近い緑と鎧の白銀は「金」属性の光り輝くような堅固で真面目な人間性を、そしてマントの毛皮の黄っぽい色は彼女が大好きで生涯のテーマとする「食糧」を育てる基盤である「土」属性をあらわします。

3つも属性を並べましたが、それぞれイングリットのテーマをうまくデザインに落としている色合いだとおもいます。イングリットは木とか金属とか土とかの基本大地に根付いた堅実なものであって、水とか火ではないよね。

 

 

 

……というわけで黒鷲の学級と青獅子の学級やっただけでメチャメチャ長くなった(どうしてこうなったのか?)(わからないのか)ので、記事を前後編に分けようとおもいます。

後編は一番混迷を極める同盟勢力の「同盟―クロードの黄」、「先生の黒」、「女神の緑」、やれたらオマケの教会関係者の大人キャラの色もみていこうかなと。

【追記】書けたよ〜

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ていうか青獅子をクリアすべき照二朗でした。

灰狼の学級の子たち増えて支援回収とか途方に暮れてるんだよ……。どうしたらいいんだ……おれは橋でフェルディナントと戦いたいのにコニーはフェルディナント支援があると言う……。

 

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